#4 CCNP合格者が解説! 【CCNP ENCOR】対策問題集
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お世話になっております。InfraNaviです。
この記事では、CCNP ENCORの本番試験の出題に近い問題を出題・解説しております。
CCNP ENCORの合格を目指す方は是非ご覧ください。
▼動画で見たい方は以下をご視聴下さいませ
Question16
設問
Q16.仮想ネットワークを複数分離して運用する技術「VXLAN」において、ヘッダ内に含まれる識別情報はどれか?
•A. VXLANネットワーク識別子(VNI)
•B. 宛先のエンドポイントID
•C. 転送元ノードのロケータID
•D. 元のVLAN番号
正解
A. VXLANネットワーク識別子(VNI)
正解の解説
•VXLANネットワーク識別子(VNI)は、仮想ネットワークごとの識別子で、VXLANヘッダの中に埋め込まれています。
•通常は24ビットの値で、論理的なL2セグメントを識別します。
他の選択肢の解説
B. 宛先のエンドポイントID
VXLANヘッダには含まれず、UDP/IPヘッダの宛先アドレスを使って転送されます。
C. 転送元ノードのロケータID
LISPなど他の技術の用語に近く、VXLANとは関係ありません。
D. 元のVLAN番号
元のL2フレームに含まれる可能性はありますが、VXLANヘッダそのものには含まれません。
Question17
設問
Q17.以下のコードを実行すると、出力結果はどうなりますか?

•A. Result: 25
•B. Result: 70
•C. Result: 999
•D. Result: 5
正解
A. Result: 25
正解の解説
•calculate(5) により x は5になります。
•x + 2 * 10 =5+2×10
=5 + 20 = 25 です。
この処理ではエラーを起こさないので try ブロックが正常に動作。
•結果として 25 が出力されます。
他の選択肢の解説
B. Result: 70
x * 10 + 20 のような演算であれば70になるが、本コードとは異なる
C. Result: 999
except ブロックに入るのはエラー時のみ。今回エラーは発生しないので実行されない
D. Result: 5
単純に引数の値をそのまま返しているわけではないので誤り
Question18
設問
Q18. Cisco DNA Centerの完全なバージョン更新を行う際に、必要となる手順を2つ選びなさい。
•A. 安定版ファームウェアの割り当て
•B. 設定スナップショットの作成
•C. 通信経路中継機能の有効化
•D. サブモジュール群の更新処理
•E. 管理基盤の本体更新
正解
B. 設定スナップショットの作成
E. 管理基盤の本体更新
正解の解説
•B. 設定スナップショットの作成(= automation backup)
→ アップグレード前には、現在のシステム構成をバックアップするのが安全な運用です。Cisco DNA Center では「バックアップの作成」が推奨されています。
•E. 管理基盤の本体更新(= system update)
→ 中核となるソフトウェアそのものの更新が含まれます。これが行われないとアップグレードは完了しません。
他の選択肢の解説
A. 安定版ファームウェアの割り当て
これはデバイス単位の管理であり、DNA Center自身のアップグレードとは直接関係しません。
C. 通信経路中継機能の有効化
プロキシ設定は必要なケースもありますが、「常に必要な手順」ではありません。
D. サブモジュール群の更新処理
アプリ更新はDNA Centerの更新時に自動で行われることもあり、手順として明示されない場合があります。
Question19
設問
Q19. Cisco SD-WANアーキテクチャにおいて、vSmartコントローラが担う役割として最も適切なものはどれか?
•A. OMPと他ルーティングプロトコル間の再配布制御
•B. NAT環境下での到達性確認および中継処理
•C. 集中管理ポリシーの配信と制御
•D. 各ルーターにおけるローカルポリシーの実行
正解
C. 集中管理ポリシーの配信と制御
正解の解説
•vSmartコントローラは、Cisco SD-WANにおけるコントロールプレーンの中心。
•各エッジルーター(vEdge)に対して、トラフィック制御ポリシーやトポロジ情報、ルーティング制御などを配信する役割を担います。
•集中管理された「セントラルポリシー」はvSmartから配信されます。
他の選択肢の解説
A. OMPと他ルーティングプロトコル間の再配布制御
再配布はvEdge側の機能であり、vSmartの仕事ではありません。
B. NAT環境下での到達性確認および中継処理
これはvBondオーケストレータの役割です。初期接続とNAT超えはvSmartでは行いません。
D. 各ルーターにおけるローカルポリシーの実行
ローカルポリシーはvEdgeが実行するもので、vSmartは関与しません。
Question20
設問
Q20.仮想化技術において、物理リソースを抽象化し、複数の仮想マシン(VM)を同時に実行可能にするソフトウェアはどれか?
•A. KVM
•B. Docker
•C. Container
•D. Hypervisor
正解
D. Hypervisor
正解の解説
•ハイパーバイザーは、物理マシン上で複数の仮想マシンを作成・管理し、各VMに独立したオペレーティングシステムを実行させるソフトウェアです。
•これにより、物理リソースの効率的な利用が可能となります。
他の選択肢の解説
A. KVM(Kernel-based Virtual Machine)
Linuxカーネルに組み込まれた仮想化機能であり、ハイパーバイザーの一種です。KVMは、Linuxをハイパーバイザーとして機能させ、仮想マシンを作成・管理します。
B. Docker
コンテナ型仮想化を提供するプラットフォームであり、アプリケーションをコンテナとしてパッケージ化し、移植性とスケーラビリティを提供しますが、仮想マシンの作成やハードウェアの抽象化は行いません。
C. Container
アプリケーションとその依存関係をまとめて隔離する技術であり、OSレベルの仮想化を提供します。ハイパーバイザーのようにハードウェア全体を抽象化して複数の仮想マシンを実行するわけではありません。
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