【2027年2月2日まで】CCNA v1.1はいつまで受けられる?逆算カレンダー
CCNAの勉強を始めようと調べていたら、v2.0への改定という言葉が出てきて、今買った参考書のまま進めていいのか分からなくなった。あるいは、期限に間に合わないなら最初からv2.0で勉強したほうがいいのかと迷っている。結論から言うと、現行のCCNA v1.1を受験できるのは2027年2月2日までです。この記事では、CCNA v1.1がいつまで受けられるのかという事実確認から、そこから逆算した学習と申込の締切、そして現行版とv2.0のどちらで行くべきかの判断基準までを順に整理します。
この記事の結論
- 現行のCCNA v1.1を受験できるのは2027年2月2日までです。翌2027年2月3日からv2.0に切り替わります。
- 期限が指すのは申込日ではなく受験日です。2027年2月2日までに試験を受け終えている必要があります。
- 試験コードは200-301のままで、v1.1とv2.0で番号は変わりません。教材を探すときは番号ではなく出題範囲で判断してください。
- 2026年9月の時点から始めるなら、完全未経験でも現行v1.1で受け切るスケジュールは組めます。2026年12月以降の開始なら、v2.0前提に切り替えたほうが安全な人が増えます。
- 最終的な出題範囲はCisco公式のExam Topicsが正です。受験前に必ず公式ページで最新版を確認してください。
CCNA v1.1が受けられるのは2027年2月2日まで
CCNA v1.1とは、2027年2月2日まで実施される現行版のCCNA試験のことです。2027年2月3日からはv2.0に切り替わり、それ以降はv1.1の出題範囲では受験できません。
ここで間違えやすいのが、期限が何の期限かという点です。2027年2月2日は「申込の締切」ではなく「受験できる最終日」です。1月末に申し込んで2月5日に受験する、という取り方はできません。
試験そのものの条件も押さえておきます。試験時間は120分です。受験料は46,860円(税込・2026年8月時点)で、価格改定の可能性があるためPearson VUEの決済画面で必ず確認してください。出題数と合格ラインについては、Ciscoは公表していません。「何問中何点で合格」という言い方は、どのサイトに書かれていても根拠がないと考えたほうが安全です。
そしてもう一つ。不合格になった場合は、その日の翌日から5暦日の待機期間があり、6日目以降でなければ再受験できません。受験料も同額がもう一度かかります。期限ぎりぎりの受験日設定が危ういのは、この再受験ルールがあるからです。
v2.0で何が変わるのか。出題比率を並べて比較する
v1.1とv2.0では、試験コードは同じでも出題範囲の区切り方そのものが変わります。分野の数が6つから5つに整理され、比率も入れ替わります。
| 版 | 出題分野 | 出題比率 |
|---|---|---|
| v1.1(〜2027年2月2日) | ネットワークの基礎 | 20% |
| v1.1 | ネットワークアクセス | 20% |
| v1.1 | IPコネクティビティ | 25% |
| v1.1 | IPサービス | 10% |
| v1.1 | セキュリティの基礎 | 15% |
| v1.1 | 自動化とプログラマビリティ | 10% |
| v2.0(2027年2月3日〜) | Network Infrastructure and Connectivity | 25% |
| v2.0 | Switching and Network Access | 25% |
| v2.0 | IP Routing | 20% |
| v2.0 | Network Services and Security | 20% |
| v2.0 | AI, Network Operations and Management | 10% |
v2.0で新しく入る代表的なテーマは、エージェンティックAIによるネットワーク運用、生成AIのプロンプト設計、Infrastructure as Code、ハイパーバイザや仮想マシンとコンテナ、無線のバンドとチャネル選定、OSPFv3(IPv6)などです。逆に、ケーブルの比較、TCPとUDPの比較、NTPの設定、QoS、TFTP/FTP、REST APIやTerraformといった項目は整理・削減されます。
暗記で押し切れる項目が減り、切り分けや設計の考え方を問う比重が上がる、というのが全体の方向です。難易度の変化についてはCCNA v2.0で難易度は上がるのかで詳しく分解しています。改定の全体像を先に把握したい場合はCCNA v2.0の変更点と試験範囲から読んでください。最終的な出題範囲はCisco公式のExam Topicsが正です。受験前に必ず公式ページで最新版を確認してください。
2027年2月2日から逆算した学習・申込の締切カレンダー
次は「いつまでに始めれば間に合うか」です。学習時間の目安は、完全未経験で160〜200時間、運用経験ありで80〜120時間。ここでは平日1時間・休日2時間、月およそ45時間のペースを基準に置きます。
| 学習開始月 | 2027年2月2日までの残り | 未経験(160〜200時間) | 運用経験あり(80〜120時間) |
|---|---|---|---|
| 2026年9月 | 約5か月 | 余裕を持って間に合う | 余裕を持って間に合う |
| 2026年10月 | 約4か月 | 間に合う。ただし遅れを取り戻す余白は少ない | 余裕を持って間に合う |
| 2026年11月 | 約3か月 | 月60時間ペースが必要。実質フルコミット | 間に合う |
| 2026年12月 | 約2か月 | 現行での取得は現実的でない | ぎりぎり。不合格時のやり直しは効かない |
| 2027年1月 | 約1か月 | v2.0前提に切り替える | v2.0前提に切り替える |
この表で見てほしいのは、右端の列ではなく「不合格だったときにもう一度受けられるか」です。再受験には翌日から5暦日の待機が必要なので、受験日を2027年1月下旬に置くと、落ちた瞬間に現行での取得が消えます。現行で行くなら、本命の受験日は2026年12月中、遅くとも2027年1月上旬に置いて、予備日を2週間後に確保しておくのが安全です。
もう一点、座席の予約は早めに済ませてください。期限が近づくほど希望の日時が取りにくくなることがあります。何か月で仕上げるかの設計はCCNA合格までに何ヶ月かかるかにプラン別でまとめています。
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現行v1.1で行くか、v2.0で行くかの判断フロー
迷ったら、次の順に自分の状況を当てはめてください。上から順に見て、最初に当てはまったところで決めて構いません。
- すでに参考書を1周以上進めているなら、現行v1.1で受け切ってください。Ciscoも、すでに学習中の人には現行試験でそのまま取得することを推奨しています。範囲を乗り換える手戻りのほうが高くつきます。
- 2026年内に受験日を予約できるなら、現行v1.1です。日付が決まっている計画は完走率が違います。
- 運用監視や運用保守の実務経験があり、2026年11月までに開始できるなら、現行v1.1で十分間に合います。
- 完全未経験で、開始が2026年11月までなら、現行v1.1を狙えます。ただし月60時間を確保できるかを先に確認してください。確保できないなら次に進みます。
- 開始が2026年12月以降で、1日に取れる時間が1時間未満なら、v2.0前提に切り替えてください。期限に追われる学習は、理解ではなく暗記に寄って本番で崩れます。
- 転職活動や社内評価の締切が2027年3月以降なら、急いで現行に間に合わせる理由はありません。v2.0でじっくり組み立ててください。
- それでも決められない場合は、現行v1.1を選んでください。改定をまたいでも残る領域が大半で、仮に間に合わなくても学習内容の多くはv2.0にそのまま持ち越せます。
3軸での分岐をもう少し細かく見たい人はCCNAは今受けるべきか、v2.0を待つべきかを読んでください。
現行v1.1で受けると決めたら、最初にやる3つのこと
決めたあとに手を止めてしまう人が多いので、着手順を固定しておきます。
ひとつ目は、受験日の予約です。期限から逆算した本命日と、その2週間後の予備日を紙に書き出してください。予約まで済ませると、教材選びで悩む時間が自然に減ります。
ふたつ目は、教材が200-301の現行範囲に対応しているかの確認です。試験コードはv1.1もv2.0も200-301のままなので、番号だけでは新旧の判別ができません。目次に「自動化とプログラマビリティ」があるかどうかが、v1.1対応かを見分けやすい目印になります。
みっつ目は、サブネット計算を最初の2週間で潰すことです。学習が止まる場所は毎回ほぼ同じで、OSI参照モデルの暗記、サブネット計算、VLANとトランク、ルーティングテーブルの読み方の4か所に集中します。なかでもサブネット計算で止まる人が最多で、後回しにすると期限までのスケジュールが崩れます。
改定をまたいでも無駄にならない学習領域
「間に合わなければ勉強が無駄になるのでは」と心配する人が多いのですが、そうはなりません。v2.0でも中核として残る領域があります。
- IPアドレスとサブネット計算:分野名が変わっても計算そのものは変わりません。最優先で潰す価値があります。
- スイッチングとVLAN、トランク、スパニングツリー:v2.0では独立した25%の分野に格上げされています。
- ルーティング(スタティック、OSPF):IP Routingとして20%を占めます。v2.0ではOSPFv3が加わる分、むしろ厚くなります。
- ACLとセキュリティの基本、NATやDHCPなどのサービス:Network Services and Securityに統合されて残ります。
- コマンドを打って結果を読む力:これはどの版でも問われます。Packet Tracerでの練習は捨てになりません。
逆に、いま重点的にやっても持ち越しにくいのは、TCPとUDPの比較の細目、NTPの設定、QoSのマーキングやポリシング、TFTP/FTP、REST APIやTerraformといった項目です。現行で受けるなら当然やるべきですが、v2.0前提に切り替えた人が時間をかける場所ではありません。改定をまたぐ前提の学習計画は2027年の改定に向けたCCNA学習計画にカレンダー形式でまとめています。
よくある質問
CCNA v1.1はいつまで受験できますか?
2027年2月2日までです。翌2027年2月3日からv2.0に切り替わります。期限が指すのは申込日ではなく受験日なので、2027年2月2日までに試験を受け終えている必要があります。座席の予約は余裕を持って押さえてください。
v1.1とv2.0で試験コードは変わりますか?
変わりません。どちらも200-301のままです。そのため試験コードだけでは教材が新旧どちらに対応しているか判別できません。目次や出題範囲の記載で、現行v1.1の6分野構成になっているかを確認してください。
2027年2月2日を過ぎたら、v1.1で勉強した内容は無駄になりますか?
無駄にはなりません。サブネット計算、VLANとトランク、スパニングツリー、ルーティング、ACLといった中核領域はv2.0にもそのまま残ります。持ち越しにくいのはQoSやNTPの設定、REST API、Terraformなど整理・削減される項目です。
今から勉強を始めて、現行のv1.1に間に合いますか?
2026年9月の開始であれば、完全未経験の目安160〜200時間、運用経験ありの目安80〜120時間のどちらでも間に合います。2026年12月以降の開始だと未経験には厳しく、不合格時のやり直しも効かないため、v2.0前提への切り替えが現実的です。
期限ぎりぎりに受験して不合格になったらどうなりますか?
不合格の日の翌日から5暦日の待機が必要で、6日目以降でなければ再受験できません。受験料も46,860円(税込・2026年8月時点)が同額でもう一度かかります。2027年2月2日を過ぎればv2.0での受験になるため、本命日は12月中に置くのが安全です。
まとめ
- CCNA v1.1が受けられるのは2027年2月2日まで、v2.0は2027年2月3日からです。試験コードはどちらも200-301です。
- 期限は受験日で判定されます。再受験には翌日から5暦日の待機が必要なので、本命の受験日は2026年12月中に置いてください。
- すでに学習を始めているなら現行v1.1で受け切る、開始が2026年12月以降で時間を確保できないならv2.0前提、が基本の分岐です。
- サブネット計算、スイッチング、ルーティング、コマンド操作は改定をまたいでも残ります。迷っている間もここは進めて損がありません。
- 最終的な出題範囲はCisco公式のExam Topicsが正です。受験前に必ず公式ページで最新版を確認してください。
独学で止まりやすいところを、先に潰しておきませんか。
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