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CCNAに受からない3つの原因と2週間で立て直す勉強法【2026年版】

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参考書は3周した。問題集も8割は正解できる。それなのに本番でまた届かなかった。CCNAに受からないと検索する人の多くは、勉強量が足りないわけではありません。結論から言うと、CCNAに受からない原因のほとんどは努力量ではなく勉強の設計にあります。この記事では、1,000名以上を指導する中で毎回同じ形で現れる3パターンと切り分け方、2週間の立て直し手順をまとめます。

この記事の結論

  • CCNAに受からない最大の原因は、「覚える勉強」から「解ける勉強」へ切り替えられていないことです。
  • 受からない人は、①読むだけでコマンドを打っていない ②問題集の答えを覚えただけ ③シミュレーション問題を練習していない、の3パターンにほぼ収まります。
  • パターンを切り分けないまま教材を買い足すと、同じ落ち方を繰り返します。
  • パターンが特定できれば、立て直しに必要な期間は2週間です。やり直しは不要です。
  • 合格ラインと出題数はCiscoが公表していないため、点数から原因は逆算できません。分野別の手応えで切り分けます。

CCNAに受からない本当の理由は「覚える勉強」で止まっているから

覚える勉強とは、用語やコマンドを見て意味を思い出せる状態を目指す勉強です。解ける勉強とは、初見の構成図とログから次に打つコマンドを自分で決められる状態を目指す勉強です。CCNAが測るのは後者です。

この差は参考書を読んでいる間は見えません。読めば分かる、選択肢を見れば思い出せる。その状態で本番に行くと、設定が一部だけ入った機器を渡され、どこで通信が止まっているかを切り分けられません。試験時間は120分、考え込んだ時点で持ち時間が溶けます。

厄介なのは、原因を点数から特定できない点です。CCNAの合格ラインも出題数もCiscoは公表していません。「あと何点だからあと何時間」は成り立たず、抜け出すには勉強のやり方を分類するしかありません。

受からない人に共通する3つのパターン

パターン①:参考書を読むだけでコマンドを打っていない

最も多い型です。ノートは綺麗で用語の説明もできる。しかしshowコマンドの出力を見た回数がゼロに近い。VLANを説明できるのに、トランクポートの設定ミスを出力から見つけられません。

パターン②:問題集の答えを覚えただけ

模擬問題で高得点が出るのに本番で崩れる型です。問題文の冒頭で「前に見た問題だ」と分かり、選択肢の理由づけを飛ばしています。数字や構成が変わると正解できません。

パターン③:シミュレーション問題を一度も練習していない

知識も演習量も足りているのに落ちる人の大半がここです。設定入力形式を本番で初めて触り、操作に手間取って時間切れになります。二度目・三度目の不合格で最も多い原因です。

どのパターンかを切り分けるチェックリスト

当てはまる行を探してください。複数該当する場合は上から順に潰します。

チェック項目当てはまるなら最優先でやること
ここ1週間で機器にコマンドを打っていないパターン①1日20分のハンズオン固定化
他の選択肢がなぜ誤りかを説明できないパターン②間違いノートの分類運用
設定入力形式を通しで解いたことがないパターン③Sim形式の時間つき練習
サブネット計算に毎回1分以上かかる共通計算手順の型を固定する
本番で最後まで解ききれなかったパターン②または③時間配分の練習

試験当日の記憶が残るうちにやる整理はCCNAに落ちた後の72時間にまとめています。

同じ落ち方を三度目で止めるために、先に弱点の場所だけ確かめませんか。

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パターン①の矯正メニュー:読むのをやめて2週間手を打つ

必要なのは新しい参考書ではなく手を動かす回数です。無料のPacket Tracerで十分なので、机に向かったら最初の20分は機器の設定から始めます。

配分は1週目でVLANとトランク、ルーティングの基本。2週目でACLとNAT。毎日の最後にshow running-configshow ip routeを読み上げます。読み上げるとは、出力の各行の意味を声に出すことです。

注意点は、同じトポロジを保存して再利用しないことです。開くだけの練習は、参考書を読むのと同じ「見て分かる」状態に戻ります。全体の組み立て方はCCNAの勉強方法で整理しています。

パターン②の矯正メニュー:正解ではなく間違いを分類する

この状態から抜ける方法は、間違いを分類することです。解き直しを増やしても記憶が濃くなるだけです。

間違えた問題を次の3つに必ず振り分けます。知識不足(知らなかった)、読み違い(問題文の条件を取り違えた)、手順未定着(分かるが順番が出てこない)。この分類で次の一手が決まります。知識不足なら参考書の該当章、読み違いなら条件に線を引く癖づけ、手順未定着ならハンズオンです。

私が運営する無料のCCNA問題集でも、正答率が低い分野は毎回ほぼ同じで、サブネット計算・ワイルドカードマスク・スパニングツリーに集中します。演習量を増やすなら無料問題集InfraGymでこの3分野から潰してください。

パターン③の矯正メニュー:本番形式に時間をつけて慣れる

シミュレーション問題は、知識があっても練習していなければ時間を持っていかれます。ここを飛ばして三度目を受けるのは最も避けたい選択です。

練習の条件は3つです。必ずタイマーを置く。設定要件だけを読んでいきなり機器に入る。終わったら通信確認まで自分でやる。これで実機がなくても本番の感覚に近づけます。

本番での順番も練習中に決めます。設定入力形式を先に解くか後に回すかは向き不向きが分かれます。判断材料はCCNAのシミュレーション問題対策にまとめています。

2週間メニューを回すための1日の組み立て方

どのパターンでも1日の型は共通です。次の順番で60分前後を組み立てます。時間が取れない日は各ステップを半分にし、順番は崩しません。

  1. 0〜10分:前日に間違えた問題を3問だけ解き直す。新しい問題は開かない。
  2. 10〜30分:ハンズオン。同じトポロジをゼロから作り直し、通信確認まで行う。
  3. 30〜50分:新しい分野の問題演習。解いた直後に3分類へ振り分ける。
  4. 50〜60分:「知識不足」に入った項目だけ参考書を開いて確認する。
  5. 最後の5分:翌日に解き直す3問を選び、ノートの先頭に書いておく。

週末にまとめて8時間やる形は、私が見てきた限りほぼ続きません。合格者に共通するのは短時間でも毎日触れ続けたことです。学習時間の目安は未経験で160〜200時間、運用経験ありで80〜120時間。一度受験した人はその多くを消化済みで、残るのは配分の修正だけです。

次の受験日をいつに置くか

再受験の日程は、ルールと矯正メニューの長さから決めます。CCNAは不合格になった日の翌日から5暦日待機し、6日目以降に再受験できます。受験料は同額で46,860円(税込・2026年8月時点)が再度かかり、2回で合計93,720円です。価格改定があるため、金額はPearson VUEの決済画面で必ず確認してください。

状況推奨する再受験までの期間理由
弱点が1分野だけ明確2週間前後感覚が残るうちに潰せる
パターン①または③3〜4週間ハンズオン量が足りない
2回以上不合格が続く4〜6週間勉強法の組み替えが必要
3ヶ月以上あける推奨しない覚え直しのコストが大きい

日程の押さえ方はCCNA再受験の進め方で扱っています。なお現行のCCNA(v1.1)は2027年2月2日まで、2027年2月3日からv2.0に切り替わります。半年以上あけるなら範囲が変わる点に注意してください。最終的な出題範囲はCisco公式のExam Topicsが正です。受験前に必ず公式ページで最新版を確認してください。

よくある質問

CCNAに何回も受からないのは、頭が悪いからですか?

いいえ。落ち方には型があり、原因は「読むだけ」「答えを覚えただけ」「シミュレーション問題の未練習」のどれかにほぼ収まります。能力ではなく勉強の順序と配分の問題なので、どのパターンかを切り分ければ2週間単位で立て直せます。

参考書は何周すれば受かりますか?

周回数は合格の指標になりません。私が最も多く受ける質問ですが、5周しても手を動かしていなければ本番形式には対応できません。周回数ではなく「初見の構成図を見て設定手順を自分で書けるか」で到達度を判断してください。

CCNAの合格点は何点ですか?

Ciscoは合格ラインも出題数も公表していません。そのため点数から原因を逆算することはできません。スコアレポートの分野別の記載と自分の手応えを突き合わせて、弱い分野を特定する使い方をしてください。

落ちた後、次の受験はいつから可能ですか?

不合格になった日の翌日から5暦日待機し、6日目以降に再受験できます。受験料は同額で、46,860円(税込・2026年8月時点)が再度かかります。2回受ければ合計93,720円になるため、立て直しのメニューを終える前提で日程を決めてください。

問題集を買い足せば受かりますか?

同じ落ち方を繰り返している間は、教材を増やしても結果は変わりません。まず間違いを「知識不足・読み違い・手順未定着」に分類し、どこで失点しているかを特定してください。買い足すのは、分類の結果で演習量不足だと判明してからで十分です。

まとめ

  • CCNAに受からない原因は努力量ではなく、「覚える勉強」で止まっていることです。
  • 受からない人は、読むだけ・答え暗記・Sim未練習の3パターンに収まります。
  • チェックリストでパターンを特定し、2週間の矯正メニューを1つだけ回します。
  • 1日の型は「解き直し→ハンズオン→演習→分類→翌日の準備」で固定します。
  • 再受験は翌日から5暦日待機し6日目以降。受験料は同額(46,860円・税込・2026年8月時点)がかかるため、日程はメニューの長さから逆算します。

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